アトピー性皮膚炎の原因遺伝子発見 *理化学研究所*

4月26日、理化学研究所は、アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止めたと発表しました。

「Jak1遺伝子」これは細胞の増殖や分化に必要なたんぱくのサイトカインを伝達する遺伝子です。

しかし、アトピー性皮膚炎の方のJak1は、配列が異常で、逆に角質を剥がすプロテアーゼという酵素を活性化させてしまいます。

そのため、皮膚の保湿機能が低下します。

対策として、異常なJak1を阻害する薬を用いると共に、ワセリンによる保湿をする。

ワセリンを使用した時と不使用時の、アトピー性皮膚炎の発症は明らかで、保湿がいかに大切かがわかります。

アトピー性皮膚炎は、血液検査で分かります。

不安な方は、掛かり付けの内科でも、血液検査の項目に入れてもらえば、アトピー性皮膚炎か否か判別してもらえます。


皮膚を守るには、手荒れがない状態の時から、保湿を生活習慣に取り入れることです。

職業柄  無理と決めつけず、出来れば手先から肘まで  「今塗る   すぐ塗る    また塗る」ことです。


アトピー性皮膚炎の体質でも、ケアで必ず良くなります。

手荒れの方からの相談で手を見させて頂くと、必ずと言って良いほど、乾燥しています。

「乾燥してますね」と言うと、「え?そうなんですか?(@_@;)」と言われます。

ご自分の皮膚の乾燥が分からないという方が、非常に多いです。

皮膚が白くなっている、指先がツルツルするなどは、乾燥のサインです。


また、保湿クリームを塗るのを嫌がる方も、非常に多いです。

遺伝子的に保湿機能が低い場合、人工的にそれを補ってあげずに良くすることは、かなり困難なことと思います。


一度ひどく傷めた皮膚は、きれいになるまでに半年、一年掛かりますが、適切なケアをする事で、必ずよくなります。

良くなったら、それを維持する事です。


手荒れを防ぐことは、感染性の疾患からご自分を守る事にも通じます。


必ず良くなりますから、あきらめないで欲しいと思います(*^_^*)



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